RxTstudy vol.1に参加しました

RxTstudy vol.1に参加してきました。

参加まで

関西で初のRedmine勉強会という事が原因か、募集30名に対して応募者50名という盛況ぶりでしたが
何とか登録できたので、行ってきました。

場所はよく関西で勉強会が開かれる 株式会社クロノスさん。
13時過ぎに会場に行くと、すでにある程度の人が到着していました。

場所は自由だったのでスライドの見やすそうな真ん中を選んだのですが、
クーラー直撃で非常に寒い。上着を持ってくるべきだったと少し後悔しました。

セッションのスピーカーは@sakaba37さん、@akipiiさん、@yohhatuさん。
@sakaba37さん、@akipiiさんは「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」の著者の方です。

セッションの感想

@sakaba37さん

Redmineというか、BTSを祖とするチケット駆動開発の発祥からいかにRedmineに繋がっていったのかを
わかりやすく説明していただけました。
従来のWF開発プロセスの課題、問題点をいかにTiDDで解決するかという話や、
TiDDの方式、適応方法(完全チケット or 補完チケット方式)、チケット管理方法(ワークフロー型 or ネットワーク型)などの対比は参考になりました。

また、最後におっしゃられていた「チケット駆動開発銀の弾丸ではない」「チケット駆動開発のメリットで改善可能なものがあれば適応したらよい」というのは同意です。

@akipiiさん

普段から自分がウォッチしている「プログラマの思索」というblogも書かれている方。Redmineの運用についてよく参考にさせていただいています。
今回の発表内容は「チケット駆動開発アンチパターン
チケット駆動開発を初めてみたけど、ハマりこんでしまうような事例と対策方法を紹介されました。

個々の事例は公開されたスライドを見るとして、
いくつか自チームではまりこんでいるパターンがあったので対策したいと感じました。
(特にチケットの粒度とワークフロー)

また質問にも答えて頂きありがとうございました。
プロジェクトのライフサイクルとリポジトリのライフサイクルを合わせる事を念頭に、リポジトリとプロジェクトを見直そうと思います。

@yohhatuさん

Redmineの実践事例紹介。
X-PJ、Y-PJ、Z-PJと3つのそれぞれ違ったプロジェクトについての事例紹介をして頂きました。
実際に導入するという事を考えると一番参考になりました。
特にRedmineの管理者権限は自分も持っていないので(プラグインが追加できない)、それでもここまでできる、というのは希望が持てました。
いつか3種の神器をすべて導入して使い倒したいです。
また、Twitterか何かは忘れてしまいましたが「導入は母性が必要」と言ったのは格言として覚えておこうと思います。

LT

導入事例、ツール布教の方法、IPAさんの開発中Redmineプラグインのご紹介などありましたが、
やはり一番熱かったのは@kuranukiさんのライトじゃないトーク

ビジネススタイルにまで踏み込んで「Point of Sale」から「Point of Use」のクラウド型受託開発へ取り組んでおられる思想は、
納得できるものがありました。

懇親会

勉強会場でピザとビールを手にスタンドアップ懇親会。あまり積極的に動ける方ではないので、多くの方とお話しができたわけではないのですが
@hiroe316さん、@akipiiさん、@fmktさん、@ahyariさんなどとお話しさせて頂きました。

総括

大変有意義な勉強会でした。
発表と関係の無い感想としては、自分の普段行く勉強会より興味のある分野が違うためか年齢層の高い方が多く感じました。
原因が同じかわかりませんが発表もアニメネタなどなく全体的に真面目な感じでした。
今回勉強したことは、ぜひいろいろとフィードバックしていきたいと思います。
RoRでのプラグイン開発もやってみたいなぁ。